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人生日々すれ違い通信 season2

元バツイチが日々思う事を書いたりハンドメイドしたり買い物で散財したりするよ。

猫トイレを掃除した直後に猫が用を足しに来る事象について日記

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シドニアの騎士』と同じ作者の作品で『BLAME!』というSF漫画があります。
BLAME!』は広大で有名な新宿駅が無限に広がっていって地球を覆い、500階建以上に増築に増築を繰り返した結果すごいことになった、みたいな感じの世界観です。

BLAME!』の地球は広大になりすぎたり色々あって、建造物をウロウロしてもふつうの人間に会うことはあまりありません。
主人公はほとんど喋らないし、あまり人とも会わないために全体的にどういう状況なのか読んでいても謎なのですが、主人公が昔の書物を読んだ時に「大地ってなんだ?」と一言だけ発するシーンがあって印象に残っています。

なるほど。土とか自然っぽい存在を見ることがない世界であるがために、「大地」という名詞さえ失われているのだな、と。

前置きが長くなりましたが、きょうは言葉に関する本の感想を書きます。

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば

先日インターネットの海をさまよっていた時に、『翻訳できない世界のことば』という本を見つけて思わず購入しました。
ことばって、「ライス=米」のように、対になることばがあって翻訳することができることが多いですが、ものすごいローカルな意味合いゆえに訳せる単語がない場合もあります。この本は、文化があって情緒の感じられる訳すことのできないユニークな言葉だけを集めた本です。

イヌイットのことばで「イクトゥアアルポク」という名詞があって、「だれか来ているのではないかと期待して、何度も家の外に出ること」という状態をあらわす言葉と書いてありました。
限定された状況を表現した使用頻度低そうな言葉だな…と思いましたが…。そんなにすごく人が住んでいる地域ではないし、長い冬は遠出できなくなるだろうし、人恋しさってあるよね〜!誰か来てないか思わず家の外出るよね!あるある!みたいな気持ちによって言葉として表現されたんでしょうなー。

こういう「あるある」な状況って、言葉で共有できるとニヤリとする時あります。
うちは猫を飼っているのですが、帰宅して猫トイレを掃除すると猫が即座にトイレに入って用を足します。汚れた猫トイレを掃除すると、二匹目の猫がやってきてトイレに入って用を足します。この状況を『エンドレス猫トイレ』とか命名してはどうか?と思っています。2歳児の暴れん坊なシーズンを「イヤイヤ期」って呼ぼうぜ!っていうのと同じかんじで。

コミュニティごとのローカルな言葉って存在して、そういう言葉によって結びつきを感じるときってある気がします。コミュニケーションと文化の形成っておもしろい…。いろんな文化を想像できる、ロマンティックな良い本でした!