読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生日々すれ違い通信 season2

元バツイチが日々思う事を書いたりハンドメイドしたり買い物で散財したりするよ。

日々の修練と天才と料理の考え事

料理は、ものを作る仕事と同じで打ち込んだ時間や好き度合い、得意な方向性でスキル差が激しくなるモノのひとつなのかもしれないなぁと今更ながらに思いました。

私は料理好きだけどガッツリ料理するのは週に1、2日なので、好きで毎日作っている人にはスキルや知識で劣ることになる可能性が高いと思います。
ただ、嫌いだけど義務的に毎日料理している人よりは、モチベーションが高いことでスキルや知識で勝る可能性もある。
たまーーーにしか料理しないけど天才的な勘と手先の器用さを持った人に、料理好きかつ毎日やる人が技術で負けることもある。

これって、グラフィックデザインとかイラストとか、あるいはテキストを書くこととか、あらゆるモノ作りと同じだなと思った。本人の好き度と、かけた時間は実力になるけど、それでも天才には負ける…みたいな。

家庭料理における「うまい」とは

あらゆる作ることと同じで、家庭料理の「うまい」の方向性はすごく沢山あります。

  • レシピ通りに正確に作ることができる/指示(仕様)に沿って正確に作ることができる
  • 短時間、少ない予算でおいしく作ることができる/少ない工数で作ることができる
  • テーマを渡されて、そこから膨らませて作ることができる
  • 人が喜ぶ、独創性のあるものを創造する
  • 盛り付けがハイパーうまい
  • にくタイプ/特定のジャンルを作ることだけに特化

みたいな。人によって得手不得手あって、全部できる人もいれば一部だけの人もいるかな?と。

家庭料理は飲食店とはちょっと違って、30種類とかメニューに書かれた料理だけを作るわけではなくて、使える時間、その時の気分とか家族の体調、家計の状態によって作るものを変えていくのでけっこうはてしないなーと感じています。

繰り返しによる経験値

水彩絵の具を使って絵を描く時に、ふつうに描くと水分で紙がウネウネするので水張りという作業をすることがあります。水彩絵の具で絵を描いたことがある人からすると、当たり前すぎるステップでしょうか。

でも、絵を描いたことがない人はそこからトライアンドエラーになります。ネットで水張りのことを知ったとしても、どんくらいの量の水をどうするのさ、みたいなのを自分で実際に試してみて体で覚えていくかんじかなぁと。

プログラムだと言語によって微妙に仕様が違う部分あって、知識で特性を知っていても組んでみるとつっかかったりして、失敗して覚えていくこと多いのではないでしょうか(たぶん)

素材によるその場その場の扱いの差みたいなものって作らないと覚えないから、ながいこと料理してる人の経験値はやっぱすごいなーと感じること多々あります。

毎日やっているうえに、好きで試行錯誤しちゃうタイプの人は絵や小説と同じで、上達度合いは強い。センスが干渉する余地はありますが、おうちで食べることがスタンダードな家庭で料理担当の人はマジすごい。

美学

料理は人によって美学がある。プログラムで言うところの言語間の宗教戦争に近いと思って頂ければと思います。だしから取らないと許せないとか、毎食に酢の物がないと許せないとか。

作り手が美学を持つのは悪い事ではないのですが、意外と自分の首しめがちな部分なので各自ご注意頂ければと思います。
ハードルを高くしすぎてやめちゃうより、適当にしてゆるゆる続けたほうが気分的に楽です。そういうやめかたって、罪悪感で苦手意識ついちゃう。

料理の美学は家庭環境も大きいのかな?と感じています。親がこうしていたから、これ以外の方法はだめーって人が意外といる印象あります。

味覚は育ちによってだいぶ違うので仕方がないと思いますが、こだわり強い人はめんどくさいので適度に手を緩めていただけると周りの人は楽になります。

夫に家事を引き継ぎできない問題

年始年末にはてな匿名ダイアリーで「羽をのばしてこいと夫に言われて、子守と家事を任せて出かけたのに全然できていなくて激おこ」というエントリーを何個か読んだ。というか、毎年いろんな人が書いた同じような話を読んでいると思う。

ご家庭によるのかもですが、普段からその作業をやっていない人が、質問なしでいつもと同じ精度でコンプリートするのは超引き継ぎ資料を細かく作っても無理かもと私は思います。いつもやってないことは、すごく簡単なことでも例外に対応できないから…。

仕事もそうですが家事は経験によって細かい状況判断を下していく部分があるので、作業の外注の予定がないならふだんから取り組んでおいてもらわないとバトンタッチする時にお互いつらいかなーと。

誰でもいきなり達人みたいなふるまいはできないので、普段から家族の持っているタスクを共有しておいたほうがいいですね。自分しかできないタスクを作ると不幸なのは仕事も家事も同じかなと(とはいえ、渡す相手がいないんですけどね!)

うまくできないし苦手問題

うまくできないし、嫌になってやらない人たくさんいると思います。絵もプログラムも、あらゆる作ることがそうですが、いきなりうまくならないです。

こつこつ積み重ねて、じわじわ身についていくものなので、親みたいにうまくできないよ〜!と絶望せずにマイペースで試行錯誤しておもしろみを見つけるところからはじめてみてはどうでしょうか。

心底向いてないとかめんどくさくてやりたくない事って絶対あると思うので、その時は自分でやらないでいいと思います。お金で解決すればおk。

今日のまとめ

  • 料理は人によってスキル差があって当たり前
  • いろんな得意の方向性がある
  • 美学はヤバい
  • いきなり家事の引き継ぎは無理です
  • 嫌だったら金で解決しよう

つくることって続けないと上達しないですけど、料理は食べる人がいるならその人のコーチング力も重要かもしれないですね。

ちょっと前にタクシーに乗る機会があって、そのときに運転手の男性から「ここ20年は晩ごはんは自分が担当してるんですわー」って話をふられたんですね。

妻が具合悪いときにはじめて代打で晩御飯を担当したら、子供達から超不評だったものの妻はおいしいって言ってくれたんですって。「私にはちょうどいい味だけど、子供には味が薄いかもなのでこうしてみてもいいかも!」みたいな風にちょっとずつ教えてくれて、楽しくなって続けた。あいつは俺のことをわかってうまく教えたなぁって思いますって話でした。スィーーーーーーーーーーーーツ!!!

コーチングは相性もあるけど、学ぶ側が楽しめる状態に持っていけたら最高ですね。