人生日々すれ違い通信 season2

元バツイチが日々思う事を書いたりハンドメイドしたり買い物で散財したりするよ。

Maker Faire Tokyo 2017 出展の日記

土日にものづくりイベントmaker faire tokyo2017に初出展した。失敗したけど、参加できてよかったなーというとりとめもない話を書き留めておく。

自分のブース

高い技術力、新しいテクノロジー、情熱、とんちきなアイディア…いろんなものがごっちゃになっていカオスで、「自分ももっと作りたい」と思わせられる良いイベントだった。

無線通信を前提とした作品を作ったが、通信機器が会場にあふれていたために当日作品が動かないという痛恨のミスを犯して白目になっていた。
それでも、これってどういうものですか?と説明を読んで聞いてくれる来場者がちらほらいて、作り手へのやさしさに泣いた。

話とは関係ないが、sonyの新製品!

イベントは2日間開催されて、1日目の夜に参加者懇親会が開催されたので参加してきた。私はもともと過剰にシャイで人と喋るのは得意でないし、ロボっぽい開発者の知り合いもいない。
だが、だからこそそういった開発者が集まる場に行ったら得るものがあるかもとやる気を出して参加した。

懇親会は、わりとそれぞれ顔見知りのようだった。私は人の輪に溶け込むことができず、壁と同化する勢いでひとり静かにカレーを食べた。なぜ、人見知りなのに私は来てしまったのか。せっかくだから、肉を食べよう。そしてあと10分でこっそり帰ろう。

そう考えてフライドチキンを取って自席に戻ったら、他の参加者が座っていた。エンジニアの父娘コンビだ。ヤング(以下ヤング氏)が開発しているのを、ファーザー(以下ファーザー氏)が見守りつつ助言、という開発体制だった。

せっかくなので同席したヤング氏とお話しさせていただいていたら、ヤング氏の作るの!好き!というまっすぐな熱意が伝わって来て涙しそうになった。よい…来てよかった…。チキン食べてる場合じゃなかった…。

つくる才能

情熱があって、それを人に伝える形にできるって既に才能なのではないかなと最近考えていた。今回のイベントのような、仕事ではなく誰かに頼まれたわけではないものを作り続けるって人間なかなかできない。

日々忙しいし、こないだ発売したドラクエだって遊びたい。それでも、作らずにはいられないという時点で才能のひとつなのではないだろうか。

ものを作るっていくつか才能があって、根幹となる技術以外にも

  • 人とコミュニケーションを取って協力を得る能力
  • うまくいかなかった時に、折り合いをつける精神力
  • 批判に耐える精神力
  • 体力
  • 次の目標を決めるセンス
  • 継続する執念
  • 作ることを面白がれる気持ち

とかある気がしている。

これはものを作る以外にも、スポーツでも同じではないだろうか。50%くらいモチベーション、メンタル管理で、30%はコミュニケーション能力があることで大成している気がしている。(天才はスキルだけでそれら全てを凌駕したりもするが)

私は作るのは好きだが、コミュニケーション能力に欠けているし、心も桃と同じ程度のやわらかさだ。そのため、クリエイターとしては雑魚だ。

だが、その時話をしたヤング氏は技術をみることはなかったものの、クリエイターを惹きよせる熱意とコミュニケーションスキル、継続するパッションを持っていた。これは、才能だよなぁとしみじみ。うらやましい!ムギー!

ファーザー氏はFORTRAN言語の使い手で、さまざまな話をしてくださってそちらも面白かった。経験あるシニアエンジニアの話を伺うと、扱う言語は異なってもプログラムに必要な基礎能力が変わらないし、 能力の高い人なんだなーというのが感じられる。

ヤング氏はいい師匠を持ったんだなぁ、としみじみした。

今回の大反省会

私はセンスがないしメンタルも桃くらいのやわらかさで、クリエイターとしての才能はない。

桃メンタルゆえに、今回ちゃんと作れなかったのはあの人が××してくれなかったから、のような言い訳をすぐ考えてしまう。ディレクターが、プログラマーが、デザイナーがちゃんとやってくれなかったから!理解してくれなかったから!

でも本当はそれは言い訳で、私が単に無能なことの割合が多いはずなのだ。というか、他人のせいで作れないなら、ひとりで作ればいいのだ。他人が思い通りにならないのは、他人は自分とは違う人間で、当たり前なのだから。

と、いろいろ考えてひとりで作った作品は会場で動かなかった。想像と準備不足だったし、自分の責任すぎて清々しい。ちゃんと、自分のダメさを自分につきつけられてよかった。

才能がなくても作ることをやめられないし、ほかのクリエイターを見てつくづく羨ましい。いやいや、私ももっと頑張ろうよ!と自分を叱咤するきっかけになる、いいイベントだった。