人生日々すれ違い通信 season2

元バツイチが日々思う事を書いたりハンドメイドしたり買い物で散財したりするよ。

読書感想:ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる

ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる (ShoPro books)

ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる (ShoPro books)

位置情報が観光や遊びを変える世界を目の当たりにして、これはすごいな…と思ったので、せっかくなので2017年7月に発売されたポケモンGO開発者の自伝『ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる』を読んだ。

31歳で自伝書くって早くない?と思ったが、大きな仕事を成功させて、その記憶が変化しないうちに生っぽい形で書いているのはよい気もする。

私がいま小学生だったとして、この本を読んだらナイアンティックに入社することを志したと思う(不出来なので思うだけだけど)。作ること、仕事に夢や情熱を傾けていることがストレートに感じられる、いい自伝だった。

何に興味を持って、どんなふうに作ることをステップアップしていったのか、作ったもののロジックはどんな風になっているのか書かれていて、自分が子どもなら読んで夢中になる内容だ。中学生とか高校生とか、自分のやりたいことを模索する年齢の子に読んでほしい。

35歳の自分が読んだ気持ちとしては、著者が夢をつかむことができてよかった…とほろりとした。最近涙もろいので、色々ありつつ大人になって元気にやっている、みたいな話だけでも泣いてしまう。成功しても人生は続くが、作ることを愛したまま幸せに暮らしてほしい…。わんぱくでもいい略。

著者のように特化したスキルがあって、やりたいことと結びつく時の運を持っているのはとても羨ましいなー!とものを作ることが好きな人間として思ったけれど、でも、それは運だけではない。

自伝の中であるプレゼンが気に入られて仕事を任された、というくだりがある。

情熱を人にいつでも語ることができる準備があって、人を惹きつけることができる人はチャンスを掴むことができるのだと思う。(面白そうと思ったら、人に見せられるプロトタイプをすぐ作ってしまうフットワークの早さもすごいし)

やりたいな〜と語っているだけではなく、手を動かして「もっと早くやっておけばよかったな」と後悔しないようにしたいなぁとこの本を読んで思った。サクセスとは程遠い人生だけど、サクセスしないなら作るのをやめる、という風には私には現在は※できないから。

※一般的に加齢によって、作りたい欲は少しずつ減っていくものと聞く。そのうち私にもフッと動物への愛が消えるみたいな瞬間が訪れるのかもしれない。